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「長引く腰痛で病院に行くとヘルニアと診断された…手術をしないといけないのか?」

「子供が病院でヘルニアという診断を受けた、一体どうすればいいですか?、」

こんなお悩みがあるときにはこのブログがお役に立てると考えています。

 

 

こんにちは、兵庫県加古川市でふじい整骨院を開業しております、院長の藤井憲之です。

この度は腰のヘルニア、いわゆる腰椎椎間板(ついかんばん)ヘルニアに関してブログに詳しく書かせていただきました。

 

このブログを書かせていただいた理由は、

「過去にヘルニアを起こして腰が痛くて困っている」

「病院に行くとヘルニアという診断を受けた…手術をしないと治らないのだろうか?」

 

と、当院に来院される患者さんから相談を受ける機会が度々あります。

ひょっとしたら、同じお悩みを持たれている方もいらっしゃるのではないか?

そう考えて、この度は腰のヘルニアについてブログにまとめさせていただきました。

 

もし、腰のヘルニアでお悩みでしたらこのブログがきっとお役に立てると考えています。

ぜひ最後までご覧ください。

 

教えて、腰のヘルニアの治し方!腰椎椎間板ヘルニアの症状や原因

 

そもそも腰のヘルニアとはどんな状態なのかお話しさせていただきます。

ヘルニアは主に首と腰に起こる可能性が高い症状です。

 

腰のヘルニアについてお話をさせていただくと、腰の骨は正面から見てだいたい5つの骨があります。

下から5番目、4番目、3番目、2番目、1番目とあり、これがいわゆる腰の骨、腰椎(ようつい)といわれるものです。

 

腰骨と腰骨の間にはクッションの役目をする椎間板というものがあります。

この椎間板の中にあるものが、あるとき急に飛び出てきて神経を刺激します。

神経を刺激すると痛みやしびれが出ることになります。

 

 

 

専門用語が並ぶと、少しわかりにくい可能性がありますので、日常のものでヘルニアを説明させていただきます。

椎間板の中身をあんぱんの中身の餡に例えると、あんぱんをグッと押した時にパン生地が破れて黒い餡が出てきますよね。

それがいわゆるヘルニアの状態になります。

骨と骨の間に椎間板というクッションがあって、そのクッションが飛び出てきた状態です。

 

 

腰のヘルニアの初期症状やチェックするべきポイント

 

椎間板ヘルニアで病院へ行くと、最初にレントゲンを撮ることが多いです。

ですが、レントゲンを撮っただけでははっきりと椎間板ヘルニアという診断をされることはほとんどありません。

 

もし、病院でレントゲンを撮り、ヘルニアの疑いがあるときには、「骨と骨の間が狭くなっているからヘルニアの可能性があるね」という話をされると思います。

そして、さらに詳しく検査するために、MRICT検査を行うことによって、骨と骨の間の椎間板を画像で確認します。

 

 

そこで、椎間板ヘルニアの診断が明確になります。

 

腰痛や足のしびれ…腰のヘルニアの症状とは

 

一般的に腰のヘルニアの症状は腰の痛みが強い傾向があります。

理由は、骨と骨の間にある椎間板が出てくると、周りの組織を刺激してしまうので、その組織に炎症が起きてしまうためです。

 

 

また、骨と骨の間から出てくる神経にヘルニアの部分が当たることで、

神経が刺激され、腰骨から出ているお尻から足の方につながっている神経にも刺激を与えてしまうことがあります。

 

ですので、お尻から足の方に痛みや不快感が出ることもあります。

 

腰のヘルニアは手術じゃないと治らないのか?ヘルニアの治癒過程を公開

 

患者さんから「ヘルニアは手術が必要ですか?」というご質問をいただきます。

腰痛が長引いた上に、病院でヘルニアと診断されたら、不安になるのも無理のないことだと思います。

ですが、ご安心ください。

人は怪我をする、あるいは風邪を引くと自然に体を治す働きあるように、ヘルニアも自然に治っていくケースが多いのです。

ヘルニアになると、人間の体は椎間板から出たヘルニアを治そうとするために、貪食細胞(どんしょくさいぼう)といわれる細胞が働きます。

 

 

貪食細胞が背骨と背骨の間から飛び出たヘルニアを食べてくれるので、自然にヘルニアは改善していきます。

しかし、ときには貪食細胞がなかなか働かない、または神経が癒着して引っ付いてしまっている場合があります。

 

そういった場合は腰痛や足のしびれが治らないので、残念ながら手術をしないといけないケースもあります。

割合として89割は自然に治りますが、12割の方が手術になるケースが多いと言われています。

 

痛みがなかなか治らない、炎症状態が治らなくて寝ても覚めても痛い時は手術が必要になる場合もあります。

 

一番気をつけていただきたいのは、膀胱直腸障害(ぼうこうちょくちょうしょうがい)です。

神経に圧迫が加わった時におしっこや便が出なくなる障害です。

そんな時は緊急の手術が必要になりますので、病院に必ず行くようにしてください。

 

腰のヘルニア:手術をせずに治していくためのポイントは姿勢

 

ヘルニアになった時に気をつけていただきたいのは、やはり姿勢です。

ヘルニアのパターンは2つあり、瞬時にヘルニアが飛び出てくるパターン。

あるいは、徐々にヘルニアが出てくるパターンがあります。

 

 

瞬時に出てくる場合は、重いものを持った瞬間に激痛が走りそこから動けなくなることもあります。

その場合もすぐに病院へ行くようにしてください。

徐々に出てくるヘルニアの場合は、姿勢と深い関わりがあります。

 

立ちっぱなしの姿勢が多い。

あるいは、座りっぱなしの姿勢が長く続くと腰への負担が大きくなります。

特に、長時間お腹に力を加える前屈姿勢が続くと、腰骨の後ろの方に力が加わりやすくなります。

 

 

 

前屈みになる姿勢が長時間続くことで、背骨と背骨の間にある椎間板にストレスを与えて、ヘルニアが発症する原因となります。

 

ですので、ヘルニアでお悩みの時には、姿勢に関して気をつけていただきたいと考えています。

ヘルニアにならないためには、できるだけお腹を前に出して背骨を反らせるような姿勢が大切です。

 

 

腰のヘルニアの再発を防止するために自分でできること

驚かすようで申し訳ありません。

せっかく良くなった腰のヘルニアが再発するケースもあります。

 

ある程度はヘルニアが治ってきても、また背骨にストレスがかかり続けてしまうと、ヘルニアが再発することもあります。

ですので、ヘルニアの再発に関しては気をつけていただきたいと願っています。

 

当院でも何名ものヘルニアの患者さんを施術させていただいた実績があります。

 

ヘルニアが原因となる急性の腰痛の場合は、腰に炎症が起きている場合が多いです。

ですので、安静を保っていただきながらその炎症を抑えるために医療機器を活用し痛みを和らげます。

 

ハリをすることによって痛みを軽減し、周りの筋肉や全体の緊張を緩めて血の巡りを良くする施術を行なっています。

整体を行うことによって体の歪みを整えるので、腰への負担が軽減しなおかつ痛みの軽減まで可能となります。

 

 

腰のヘルニアが改善した患者さん(10代・高校生)の症例

 

当院で腰のヘルニアを改善した患者さんの症例をご紹介させていただきます。

当院に10代後半の高校生の患者さん(Aさん)が腰の痛みを訴えて来院されました。

 

よくよくお聞きすると

・原因ははっきりしないけど、体育の授業中に腰が痛くなった。

・腰とお尻から足への痛み、しびれがある。

 

といった症状を教えてくださり、どうも腰のヘルニアのような兆候があったため、医療機関で検査を勧めました。

MRIで検査したところ、腰部椎間板ヘルニアだとお医者様から診断されました。

 

そこで、Aさんに医療機器と鍼灸治療、整体で定期的に施術させていただきました。

すると、施術を重ねるたびに、腰痛も引いていき、生活に支障ない状態まで回復できたのです。

 

今まで沢山の腰のヘルニアでお悩みだった患者さんを施術させていただいた経験から考察すると、腰のヘルニアは、正しい処置を行うことで、最初の1ヵ月ぐらいは痛みが強いですが、徐々に軽減していく傾向があります。

 

この度のAさんは症状が落ち着くまでに、だいたい1ヵ月から3ヵ月と少し時間がかかりました。

ですが、半年も経てば普通の生活に戻りました。

Aさんには3ヶ月の間に合計8回の施術をさせていただきました。

 

現在もAさんは定期的にメンテナンスに来院なさいますが、症状は落ち着いております。

 

ヘルニアの症状が改善し、MRI検査でもヘルニアの飛び出した箇所がなくなった現在は、月に1回のペースでメンテナンスを行なっております。

 

Aさんのように定期的にメンテナンスをすることで、腰のヘルニアの再発を予防することは可能だと考えております。

 

再び腰のヘルニアにならないために!予防するために自分でできること

 

腰のヘルニアを患いながら、ハードな仕事をしている。

あるいはスポーツに取り組んでいる。

 

そんな方に気をつけていただきたいことは、疲労を溜めないことが大切になります。

腰への疲労が蓄積することによって、腰痛になるケースもあります。

 

ですので、定期的にケアをすることが大切です。

 

また、疲れを溜めないように、疲れた溜まった時にはたっぷりと睡眠をとり、練習の強度や仕事内容を調節することをお勧めします。

 

さらに、腰のヘルニアの再発予防のためには腹筋とお尻の筋肉の柔軟性と筋力がポイントになります。

とても簡単に取り組めることはウォーキングで、背筋を伸ばし歩いていただくことです。

 

110分でいいので、背筋を伸ばし歩くことをお勧めします。


腰のヘルニアでお困りでしたらお早めにご相談ください

 

 

病院でヘルニアと診断されると不安になるのは無理のないことです。

腰のヘルニアでお悩みだった患者さんを今までたくさん見てきました。

 

ですが、時間をかけてしっかりと治療やメンテナンスを行えば、椎間板ヘルニアとは上手に付き合っていくことができます。

もし、椎間板ヘルニアに関してお悩みの方がいらっしゃいましたら、当院でも施術は可能です。

 

ご相談いただけたら幸いです。

最後までブログをご覧いただき、ありがとうございました。

(柔道整復師・鍼灸師 藤井憲之 監修)

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