【空手少女のケガをサポート】
こんにちは。
加古川市別府町のふじい整骨院 ふじいです。
先日、空手をやっている中学生の女の子が足をケガをしたと来院されました。
男子相手に組手の練習中に、相手の蹴りがふとももに入り痛めたようです。
表面上は、特に腫れもなかったのですが、本人の訴えによると力を入れると痛むとのこと。
「試合があるので、なんとかならないか」との相談でした。
ある一定の箇所に圧痛を認めたので、エコー(超音波画像観察装置)にて観察したところ、
モモに筋肉の深い部分の筋肉を痛めてしまっていました。
エコーは、内部を覗くことができるので大変有効です。
表面に筋肉よりより深い部分での損傷なので、力が入りにくくなっていたようです。
あまり無理をすると、内部で筋肉が硬くなったりカルシュウムが沈着したような状態(※)になるリスクも伝えました。
※ 「骨化性筋炎」と言います。
本人が「どうしても試合に出たい」とのこと。
親御さんにも十分リスクは伝え、なんとかサポーターで保護することを提案しました。
当日であれば、テーピングで固定することも可能でしたが、あくまでテーピングは当日に保護しないとカブレ・圧迫の問題もあるので、オススメできませんでした。
しっかりとサポートしていきたいと思います。