こんにちは。
ふじい整骨院の院長の藤井です。
さて、当院に通院されている70代の男性患者さまから有り難いお言葉をいただきました。
ご紹介させていただきます。
腰椎椎間板ヘルニアと病院で診断されたMさんが、当院にこられたきっかけとは。
M様が当院にこられたきっかけですが、定期的に大阪でいっしょに勉強している同業の先生のご紹介でお見えになりました。
大阪の先生のところに長年通院されている妹さんから、
「わたしの兄が治療院を探しています。」
「先生と同じ施術されているところで、どこかご紹介いただけないでしょうか」
と相談があったそうです。
そしてその後、大阪の先生から当院をご紹介いただきました。
Mさんが当院に来院された時は、まさに満身創痍の状況でした。
長時間のデスクワークのお仕事を自宅で行っておられました。
その際に長時間座った状態でパソコン作業をされていたため、腰に負担がかかってしまい腰痛で悩んでおられたのです。
特に「朝起きるときに、腰が痛くてなかなか起きれない。」と強く訴えておられました。
腰椎椎間板ヘルニアに、手術以外にやれる有効な方法は?
Mさんは、腰痛がなくなれば仕事もスムーズに進むし、生活も楽になるのでなんとかよくなりたいと切望されており、ご自身でも朝起きてからのストレッチ運動など自分でできることは積極的に取り入れ実践されていました。
また、5年前に大きな病院で腰の椎間板ヘルニアが腰痛の原因と診断されて、その腰痛を解消するために月に1回の診察と腰の牽引(けんいん)治療に通っておられました。
「腰を引っ張ることで腰の関節部分が伸ばされ、筋肉もほぐれることで痛みも楽になるはず」と定期的に真面目に通院されておられたようです。
腰痛の原因は、腰椎椎間板ヘルニアだけではないかも?
なぜなら。。
当院でおからだを拝見させていただくと、確かに腰回りの筋肉と関節が固くなっておられました。特に股関節まわりの動きがなくなっていたために、膝まで痛みが放散し関節痛を引き起こしている状況でした。
それ以外に、体幹の動きまで制限されていたために、来院時には肋間神経痛まで併発されていました。
これまで比較的刺激の強い治療を受けておられたので、軽い力でも体は変化していくことを実感してもらいたいと思いました。
とにかく腰と股関節まわりの筋肉をゆるめ、関節の動きを取り戻すことを念頭にからだのゆがみを整えていきました。
それと同時に首の調整を行うことで腰への負担を減らしていきました。
すると、回数を追うごとに腰の痛みも気にならない、生活に支障がないレベルまで回復されていきました。
日によってやや違いますが、「以前のように、朝起きてから動けない腰痛にはなってはいない」とここ数年続いていた腰痛から解放されたとお喜びのお声をいただきました。
当院で通院されている患者さまからは、「椎間板ヘルニアの腰痛ってよくなるんですね。」と言っていただくことがあります。
ヘルニアと診断されてもあきらめることなく、根気強く治療をすることで腰痛症状は改善されていくことは多くあります。
ヘルニアによる腰痛は、その方の症状と生活習慣などをよくお聞きした上で、その方のおからだと状態にあわせて治療をしていくことが必要です。
まとめ
「腰椎椎間板ヘルニア」と病院で診断されても、ヘルニアの状態だけが腰痛を引き起こしているとは限らない可能性があります。
今ある症状にどこが腰痛の原因が隠れているかをいっしょに考えながら、その方に合わせた方法で治療をしていくことが良い方法だと考えております。
もし、ヘルニアだから治らないと諦めて、何もされていない。
または、腰をひっぱるなど理学療法をしているが少し違った方法がないかなと探しておられる方がいらっしゃいましたら、当院でお手伝いできるかことがあるかもしれません。
お気軽にご相談いただけましたら幸いです。