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播磨町にて今年も『野球肘メディカルチェック』を行います。

 

平成27年11月29日(日) 播磨町総合体育館において、野球肘メディカルチェックを

今年も行います。

今年で3年目となります。

 

対象は、播磨町近隣の硬式野球・軟式野球・ソフトボールチームの主に小学生高学年から

中学生です。

 

メディカルチェツク1

横断幕

 

なぜ、メディカルチェックが必要なのか?

 

小学生高学年から中学生期に、骨成長が急速になり柔軟性が低下することが、『野球肘』を発症する大きな要因になります。

ボールを投げるときに強い痛みがあれば、病院を受診する可能性が高いのですが、痛みを我慢してプレー出来てしまうケースもあり、

そのうちに症状を悪化させて、病院を受診したときには手術をしないと治らないケースなどもあります。

 

また、野球肘の外側型である離断性骨軟骨炎のような本人もあまり気づいていない状況で初期の状態になっていることもあり、

現場でのエコー検診 と機能検査のメディカルチェックを実施することで、早期発見と予防に繋がる可能性が高いのです。

 

 

野球肘メディカルチェック活動の目的

 

播磨メディカルチェック研究会では、「ジュニア期における野球肘の早期発見と予防」を目的として活動しています。

 

播磨メディカルチェック研究会とは、

職場の垣根を越えて、医師・理学療法士・柔道整復師・鍼灸師・AT(アスレティックトレーナー)が集まり、

『播磨メディカルチェック研究会』を立ち上げ、2011年より播磨各地で年間数回に渡り、野球少年のべ約1,000名に対して

野球肘検診活動を継続して行っています。

 

本年(2015年)5月には、姫路市内中学生9校の新入部員1年生を対象として、過去最高人数である122名にメディカルチェック

(野球肘検診)を行う活動に発展してきています。

 

 

どんなことを行うのか過去に行った写真などをもとに、順を追って説明させていただきます。

1.医師による肘の圧痛検査

スポーツ整形外科の専門の先生による肘を中心とした検査です。

主に肘の内側、外側、後側の3つに箇所を入念に診ていきます。

主に症状の出やすい箇所を押さえたり、本来動くべき関節の動きをを診ながら、痛みなど出ていないかなど

診察をしていきます。

 

図1

<肘の故障ポイントを検査しています>
圧痛検査

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<圧痛検査場所>

 

2.超音波画像観察装置(エコー)を使用して、

  肘の中を観察(検査)していきます。

 

<エコーによる観察の模様>

 

3.上半身・下半身可動域柔軟性測定

CIMG1578

<上半身可動域測定:肩の測定模様>

 

 

下肢検査

<下半身の可動域測定の模様>

 

4.体幹・下半身柔軟性・筋力測定

体幹

<体幹・下半身の柔軟性の測定の模様>

 

 

フィードバック2

<検査項目結果の説明の模様>

 

5.専門トレーナー(もとプロ野球トレーナー)による運動指導

DSC00601

<体操指導の模様>

 

 

(柔道整復師・鍼灸師 藤井憲之 監修)

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