・肩がこって寝れない。
・熟睡できないので、朝起きたときにかなりの疲労感を感じる。
・肩こりが原因で、何をするにも集中することができないでいる。
このような方はいらっしゃらないでしょうか。
こんにちは。
加古川市別府町でふじい整骨院を開業しております院長の藤井です。
今回このようなブログを書くきっかけになったのは、
当院にお越しの患者さんから
「最近、肩こりがひどくてよく寝れないんです」
何とかこの肩こりを良くしたいのですが。。
という悩みを打ち明けてくださいました。
このブログを読むことで、夜寝れないほどの肩こりが少しでも改善する方法をお伝えいたします。
是非とも最後までお読みいただけますと幸いです。
肩こりの原因は、さまざま。濃厚接触(家族)が原因で、職員人数が激減。疲れがひどく寝れない。
患者さんは、40代の女性の方で保母さんのお仕事をされていました。
職場で、同僚にコロナ感染、家族間での濃厚接触者となりどうしても休む人が多くなり、
その分仕事量が増えることで、こころも体も疲れておられる様子でした。
患者さんのお困り事は、
夜寝るときに『肩こり』を強く感じて、よく寝れないことが続いたことにあります。
なんとかこの肩こりを楽にして、ぐっすりと寝ることができないかと悩んでおられました。
肩こりを解消するために薬局で薬を買って飲んでみたり、湿布を貼って様子をみておられたようです。
しかし、肩こり症状はなかなか改善しなかったようです。
寝れないほどの肩こりって?
その理由と対策。
患者さんの肩こりの原因として考えられるのは、一つはストレスによる心の疲れ。
そして、もう一つは姿勢によるからだの疲れでした。
人間は、ストレスとは切っても切れない関係にあります。
ある意味、ストレスがあるお陰で、からだが守られているとも言えます。
脳が危険だと察知することで、あらゆることに対応できる能力を発揮することができています。
しかし、
ストレスがかかることで、自律神経が乱れて血の巡りが悪くなってしまいます。
また、自然と体がこわばり力が入りがちになるため、肩周りの筋肉も硬くなり肩こり感が強くなってしまうことに繋がります。
もう一つは、姿勢です。
夜寝れないほどの肩こり症状は、もちろん肩周り筋肉の硬さにあるのですが、その原因は姿勢にありました。
普段お仕事で、どうしても低姿勢になることが多くからだを丸めた姿勢で生活をすることが多くありました。
なので、
自然に顎を前に出して、頚を少し後ろに倒した状態で過ごしておられました。
また、ピアノの練習が続いたりすると、余計に肩周りに緊張が起きていました。
当院では、体の姿勢を変えることを前提に治療を行うことができます。
からだの歪みを整えることでからだの血の巡りが良くなり、
栄養と酸素が十分に運ばれるようになります。
それによって、肩周りの疲労も改善されていきます。
「その日からぐっすりと寝ることができた」と喜んで報告してくださいました。
質の良い睡眠は、疲労回復につながります。
薬を飲んでも肩こりがひどく、よく寝れないときの対策法3選
それでは、寝る前にできる対策方法をお伝えいたします。
対策法として3つです。
① マクラ・マットなど寝具の選定
➁ 入浴によるリラックス
③ 寝る前の柔軟体操
まずは、
① マクラ・マットの選定
寝具の見直しから
まくらは、自分に合ったマクラを見つけるのに、みなさん本当に苦労されています。
当院にお越しの患者さんからも「まくらはどのようなマクラが良いですか?」という質問をよくお受けします。
まくらの高さは、高すぎても低すぎても頚に負担がかかるので、その方に合った高さが重要となります。
からだに負担の少ない快適な寝たときの姿勢は、真っ直ぐ立った時の姿勢をそのまま横になってもキープできる状態です。
基本的には、頭の後ろ側と背中の間にできたスキマを埋める高さが理想とされています。
あくまで理想であり、男女、体型、背骨の形状(猫背気味の方など)によっても違います。
こちらのHPに分かり易く解説してありました。
参考にしてください。
参照HP:nishikawa
https://www.ishimakura.jp/tips/
マットについては、少し固めのマットをお勧めします。
柔らかすぎると、上向きに寝た場合に、体が体重によって沈み込んでしまいます。
それによって、
立った時の理想の姿勢が崩れるため、腰や背中のカーブが保たれないことで首まで負担がかかりやすくなります。
あと、マクラとマットに共通して言えることは、寝返りがしやすいかどうかです。
人は、寝ているときに適度に寝返りを打ちます。
それにより偏った体の負担を軽減する役目もあります。
寝返りがしやすいまくら、マットを選ぶ事が必要になります。
➁ 入浴によるリラックス
就寝2時間前の入浴が理想
入浴は、血の巡りを良くするために大変良いです。
そして、何より入浴することで気分もリラックスできます。
入浴は自律神経の調整にも効果的。
リラックスしたときに高まる副交感神経が優位となることで、より血の巡りも良くなります。
理想としては、お休みになる2時間前に入浴を済ませることです。
それによって、体温が就寝前に下がることで入眠しやすくなります。
③ 寝る前に軽い柔軟体操
いわゆるストレッチです。
1)上向きに寝てから、手は天井方向と足は足裏方向に引っ張るようにして伸びをします。
大きく5秒ほど。その後、脱力する。
これを3回ほど繰り返します。
2)手と足を受け向けのまま、ぶらぶらとややねじるように、左右に揺らします。
手足の毛細血管が刺激されて、血の巡りが良くなりリラックスすることを感じていただけると思います。
3)最後は深呼吸です。
大きく息を鼻から吸って、口から吐くようにしてください。
鼻から吸う回数1とすると、吐く回数は2の割合がいいです。
3秒吸って、6秒吐く。
これを2~3回続けてください。
一度お試しください。
まとめ
寝ることができないほどの肩こりの対策についてお話しさせていただきました。
肩こりを改善するには、血の巡りを改善することが大切です。
寝る前に行うと良い対策を3つ書かせていただきました。
①寝具を再考すること。
➁お風呂に入ること。
③寝る前の軽い体操です。
この3つのことを行う事で、少しでもお休みになるときの肩こり症状を和らげることができます。
もし、こちらを行ってもなかなか改善しないという場合は、他に原因がある可能性があります。
近隣で、寝るときに肩こりでなかなか寝ることが出来ないという方がおられましたら
当院までご相談ください。
お役に立ててるかもしれません。
最後に、患者さんからのお声を紹介させていただきます。
Q:実際にご利用してみての感想をできるだけ具体的にお聞かせください。
院長先生はじめスタッフの皆様が、毎回丁寧に対応してくださるのが有り難いです。
その時の体調に合わせて毎回治療法を考えてくださるので、話がしやすいです。
しばらく通院出来なかった時期もありますが、以前と変わりなくみて下さるのでとてもありがたく思っています。
LINEで何かあったときもすぐ連絡がとれるのも助かっています。