加古川・高砂・明石・姫路で腰痛、寝違い、足のトラブルのため整体・鍼灸、ケガの治療ならふじい整骨院

今年の夏は例年以上に暑い日が続きました。

ようやく秋らしくなってきましたが、ここのところの気温の寒暖差によって、当院に来院された60代の患者さんが、体調不良を訴えてこられました。

 

こんにちは。

加古川市別府町でふじい整骨院を開業しております院長の藤井憲之です。

この度 の60代女性患者さんからのご相談は、

からだのだるさであったり、肩こり、めまいなどの症状です。

 

普段は自宅で過ごされており、調子が良い日はグランドゴルフなどからだを動かすことがお好きな方でしたが、それも最近はなかなか行けなくなったと教えてくださいました。

 

このような体調不良に方に向けて、自宅でできる簡単なケア方法をご紹介したいと思います。

 

気象病とは?天気の変化による不調とその原因について解説

 

「最近、天気が悪くなると頭痛がしたり、めまいが起きたりしませんか?」

それは、気象病かもしれません。

 

気象病とは、天気の変化や気圧の上下が体に影響を与えて、不調を引き起こす状態のことをいいます。

 

例えば、雨が降る前や台風が近づいてくると、頭が重くなったり、肩がこったりすることがあります。

これは、耳の奥にある内耳という部分が気圧の変化に敏感に反応し、自律神経が乱れてしまうためです。

 

その結果、頭痛やめまい、耳鳴り、だるさといった症状が現れます。

 

自律神経は、私たちの体の中で「体の司令塔」のような役割を果たしています。

たとえば、

家の中にあるエアコンや照明が、温度や明るさに合わせて自動で調整してくれるように、自律神経は、心臓の動きや体温、呼吸などを自動で調節してくれる存在です。

 

私たちは特に意識しなくても、暑い時には汗をかいて体温を下げたり、寒い時には体を震えさせて温めたりしてくれます。

しかし、天気や気圧の変化、ストレスなどがあると、この「司令塔」が誤作動を起こしてしまうことがあります。

 

エアコンがうまく作動せず、部屋が暑すぎたり寒すぎたりするのと同じように、自律神経が乱れると体温調整がうまくいかず、体調を崩しやすくなるのです。

 

自律神経を整えることで、この「司令塔」をしっかりと働かせ、体調を安定させることが大切です。

 

日本は季節の変化が多く、特に春から秋にかけて気温や湿度、気圧が大きく変わることがあります。

こうした変化に体がついていけなくなると、気象病の症状が出やすくなるのです。

 

実際、気圧の変化で体調が崩れる人は少なくなく、全国で約1000万人以上が天気に関連する不調を感じているといわれています。

 

もし、天気が悪くなるたびに体調が優れないと感じることがあれば、それは気象病かもしれません。

 

めまい・耳鳴りを防ぐ!耳と自律神経を整える簡単セルフケア方法

 

ここでは、簡単にできるセルフケア方法をご紹介します。毎日続けることで、耳と自律神経のバランスを整え、症状を軽減する効果が期待できます。

 

1. 耳のマッサージ

耳の周りにはたくさんのツボが集まっており、ここを刺激することで内耳や自律神経に良い影響を与えることができます。簡単にできる耳マッサージは次の通りです。

 

  • 耳全体を揉む:両耳を軽くつかみ、上下左右にゆっくり引っ張りながら揉んでいきます。これを1~2分続けることで、耳周りの血流が良くなり、内耳の調子を整える効果があります。

   

 

  • 耳たぶのマッサージ:親指と人差し指で耳たぶを挟み、円を描くようにマッサージします。リラックス効果も期待できるため、寝る前などに行うのがおすすめです。

 

 

2. 耳のツボ押し

耳には、めまいや耳鳴りを和らげるツボがいくつかあります。以下のツボを押すことで、症状を軽減する効果が期待できます。

  • 翳風(えいふう):耳の後ろにあるツボで、顎の付け根あたりに位置します。両手の中指を使って、ゆっくりと押し込みながら刺激します。1回につき5秒ほど押して、これを3~5回繰り返します。

 

 

  • 聴宮(ちょうきゅう):耳の前、頬骨の少し下にあるツボで、耳鳴りに効果があるとされています。軽く押して5秒キープし、これも3~5回繰り返します。

 

 

3. 温熱療法でリラックス

 

気象病による耳鳴りやめまいを緩和するためには、血行を促進し、自律神経のバランスを整えることが大切です。温熱療法はその一つで、自宅で手軽にできる方法です。

 

  • 蒸しタオルを使った温め:電子レンジで軽く温めた蒸しタオルを耳の後ろや首元に当てて、約5~10分リラックスします。温かさが血行を促し、緊張した自律神経を落ち着かせる効果があります。特に、寒暖差が激しい日や天気が崩れる日には、この方法でリフレッシュすると良いでしょう。

 

まとめ

 

まずは、ご紹介したケアを日常生活に取り入れてみてください。

2~3週間対策を行って症状がどんどん減っていくのであれば、特に病院へ行く必要もないかもしれません。

 

しかし、なかなか症状が改善しなかったりとか、逆に症状が悪化すると言う場合に関しては、自分の体がかなりエネルギー不足になっている証拠です。

 

なので、ちゃんと治療したほうがいいです。

 

基本的に、気象病と言うのは良くなっていきます。

もしくは、症状をぐっと減らすことが可能です。

 

もともと血管が細い方もいらっしゃると思いますので、そういう方は難しいかもしれないけれども、基本的には治りますのでちゃんと治療しましょう。

気象病の症状は、なかなか人にはわかっていただけないですよね。

それだけに、お辛いと思います。

しかし、根気よく治療を続ければ、必ず改善されるものです。

当院は、兵庫県加古川市で開業しております。
気象病でお悩みの方がおられましたら、一度ご相談ください。

 

最後までお読みいただきどうもありがとうございました。

このブログが少しでもお役に立てましたら幸いです。

 

(柔道整復師・鍼灸師 藤井憲之 監修)

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