【腰痛に、コルセットは本当に必要なの?】
こんにちは。
山陽電車「別府」駅下車。
北へ徒歩5分の加古川市別府町 ふじい整骨院 院長のふじいです。
昔から腰痛にコルセットをつける人は多くおられると思いますが、
いつまでも「コルセットをつけておかないと不安だ」と思って、腰痛が軽減してもコルセットを離せなくなる人っていらっしゃいませんか。
今日は、「腰痛になってコルセットをつけた方がいいのかそれとも悪いのか」について書かせていただきます。
これを読むことで、あなたは腰痛の時にコルセットをしないといけないという思い込みを外すことができます。
私の意見では、
腰痛の時につけるコルセットは、できるだけ痛みが楽になってきたら外していく方が良いと考えております。
そう考えるようになった背景は、
以前より例えばギックリ腰(急性の腰痛)で痛みが強くうまく動けないといった方にはコルセットは有効であると感じておりました。
実際に、患者さんも装着直後から「楽です」「痛みが軽減しました」と言っていただく方も多いのが事実です。
しかし、中にはコルセットをつけてもあまり変わらない人もおられます。
重要なポイントは、3つあります。
1・痛みが強い時にはコルセットが有効な時があります。
2・腰痛は、必ずコルセットをつけないといけないというエビデンス(根拠)はありません。
3・決して長期にコルセットをしたからと言って、筋肉が弱ってしまうというエビデンス(根拠)もありません。
結論的には、
腰痛は、楽になったらコルセットをつけている場合、できるだけ外していく方が良いでしょう。外しても腰痛はひどくなったりしないです。
腰痛にコルセットをしないといけないという思い込みは、やめておきましょう。
ギックリ腰など急な痛みでコツセットをつけて動く方が楽に感じる場合は、つけてみて様子を見ていくと良いと思います。
しかし、痛みが楽になってきたらできるだけ早く外すようにしてみてください。
あまり心配だという方は、午前中のみ外して午後だけつけるとか工夫をされるのも良いでしょう。
大丈夫だという成功体験が、体の変化を助けてくれるでしょう。
外しても大丈夫と確信が持てると、よりよくなっていきますよ。