こんにちは。
山陽電車 加古川「別府」駅下車。
北へ徒歩5分のふじい整骨院院長のふじいです。
本日は、足の親指側の痛みを誘発する「外反母趾」について
書かせていただきます。
外反母趾とは?
外反母趾とは足の変形のことで、母趾(足の親指)の付け根の関節が第二趾のほうに
「くの字」に曲がったものをいいます。
外反母趾の変形を完全に治すことは難しいですが、外反母趾による関節の痛みを緩和させることは
できます。
整骨院でできる外反母趾の具体的な治療
それでは、具体的な治療法をご紹介しましょう。
親指の付け根の関節の周囲が靴などで繰り返し圧迫されると、その関節の周囲にある
滑液包(かつえきほう)という部分が炎症を起こします。
そうすると親指の付け根が赤く腫れ上がり、バニオンと呼ばれる隆起ができます。
まずはバニオンによる炎症を抑える必要があるため、電気治療を行います。
ある程度炎症が治まったら、包帯、テーピング等で固定をします。
こうすることでかなり痛みをコントロールすることができるので、有効な治療法であると
考えています。
さらに症状が落ち着いてからできる方法
症状が落ち着いたら、ゲートビューという足の裏の角度が測れる機械を使用して、
その結果を踏まえて様々なアドバイスをさせていただいています。
歪みがそれほどひどくない場合でしたら、靴の中にインソールを入れていただくというのも
改善方法の一つです。
インソールを使用することである程度の矯正は可能とされているので、当院では積極的に
オススメさせていただいています。
“足から身体のバランスを思考し、足の状態を変えることで治療の効果が上がる”
要するに、「足から身体を変える=根本治療」だと私は考えています。
外反母趾は親指が中指に乗っていない限り、ある程度足裏の状態のサポートを
することによって悪化を防ぐことができます。
手術が必要になる前に、しっかり対策を立てておきたいですね。
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