はじめに
こんにちは。
加古川市別府町 ふじい整骨院の藤井です。
肩こりは、肩周りが重く感じたり時には痛みまで感じることもあり、ほんと辛いですよね。
以前に、資格試験を受けるための勉強で、自宅でパソコン作業を長時間することが続き、
今までに覚えたことのないくらいの肩こり感を訴えて、当院に来られた方がいらっしゃいました。
ご本人から
「あまりにも肩こりが強くて、自分で薬局で買った湿布を貼ってみたんですが、まったく効果を感じなかったです。」
「湿布は、肩こりに効くのでしょうか?」
というご質問を受けました。
このブログでは、湿布を貼るだけでなぜ肩こりが解消しないのか、
また、簡単なツボで肩こりを解消する方法をお伝えいたします。
最後まで、お読みいただけますと幸いです。
肩こり症状に湿布。湿布を貼ることで期待される効果とは?
患者さんは、
これまで肩こりを感じたことがあったが、
今回は頭まで重く痛んできたために、何か病気が隠れているのではないだろうか?
と心配されていました。
そこで、
少しでも肩こりがラクにならないかと自分で薬局で湿布を買って肩周りに貼ってみられたそうです。
ところが、湿布を貼ってみて少しラクになったように感じたのですが、肩と首の奥にある重く辛い症状はなかなか改善されなかったと教えてくださいました。
湿布は、布またはテープの下に塗布された薬剤を皮膚を通してからだの中に浸透させ、血液を通じって血の流れを良くしようとするものです。
なので、
貼っている箇所の皮膚の下には薬剤がよく入るように思いますが、
もともとのからだの状況が良くないことで、薬剤を吸収しきれない状態であったことが予想されます。
言い換えれば、からだに吸収しやすい状況を整えることが必要であるということです。
肩こり症状で薬局で買った湿布。肩に貼っても効果を感じなかったその理由について。
実は、肩こりは湿布を貼ってもなかなかすっきりしないことがあります。
それはなぜかと言いますと、
肩こりは、からだのゆがみが原因していることが多いからです。
からだのバランスが崩れることで、血の巡りが悪くなることが原因です。
たとえば、
机で勉強をしたり、スマートフォンを使ったりするときに、肩や首の筋肉が緊張してしまって肩こりを起こした経験はございませんでしょうか?
首周りが硬くなり、重く何かのしかかってくる感じもしますよね。
これは、まるで重い荷物をたくさん持って歩いているような感じと同じです。
想像してみてください。
友達と遠足に行くことになり、お弁当や飲み物などを持って歩くことになりました。
最初は元気に歩けますが、時間が経つにつれて荷物の重さが気になってきますよね?
その上、その荷物を一つの袋に全部詰め込んでしまったらどうなるでしょうか。
袋が一方に寄りすぎてしまって、バランスが崩れてしまいませんか?
すると、その荷物を持っている腕や肩に負担がかかってしまいます。
これと同じように、デスクワークやスマートフォンの使いすぎなどで、肩や首の筋肉が負担を感じて緊張してしまうのです。
すると、
血液や神経の流れが悪くなり、筋肉が固くなってしまって痛みやこりが起こってきます。
肩こりは、荷物が一方に寄りすぎてバランスが崩れることに似ているんですよ。
湿布VSツボ刺激。肩こりに有効なツボ刺激をご紹介します。
なので、
この患者さんにもこのからだのゆがみを整えることを優先に行いました。
まずは、肩周りはもちろん背骨を中心とする背中の部分の過度の緊張を取り除きます。
その後、患者さんの体全体のゆがみを調整していきます。
その結果、
患者さんが訴えておられた肩こり症状は改善され、
「湿布をはってもなかなか改善しなかった肩こりがラクになって、快適に暮らすことができています。」と感想をいただくことができました。
また、
湿布は、貼ってるときは「すー」として気持ちが良いのはあるが、その時だけで持続しないように感じていたが、
治療を受けることで、時間を追ってラクになっていることに気づかれたそうです。
もちろんその人その人によって、おからだの状態は違います。
肩こりを起こす原因も日々の生活の中に隠れていることもあります。
当院では、どのようなことがその方の負担となってゆがみを起こしているのかについて、
その原因を突き止めた上で、対応策をいっしょに考えて提案していことを心がけております。
ここで、
肩こりに有効なツボをご紹介いたします
簡単に行えて効果が期待されますので、是非ともお試しいただければと思います。
1:合谷(ごうこく)
親指と人差し指の交わるポイント。
やや人差し指側に押すことで、「ビーン」と響くところがあります。
そこが、「合谷(ごうこく)」です。
2:手の三里(てさんり)
肘を曲げて横皺が出来たところの一番端のポイント(曲池)から
指3本分手首側に下がったところが、「手の三里(さんり)」です。
※(参考)足にも三里(さんり)があります。
3:肩井(けんせい)
右の肩井は、左手の手のひらを前から右の肩の上に載せた状態で、ちょうど左手の人差し指の先端があたるところが、「肩井(けんせい)」になります。
左はその逆側の左の肩の上にあります。
これらのツボを、3~5秒ほど気持ちの良い程度で3~5回ほど押してみてください。
気持ち良い程度がポイントです。
あまり強く押しすぎると、逆に硬くなることがあるので注意が必要です。
これらのツボをお試しいただいてもなかなか改善しないという時は、お体のバランスなどが崩れているなど他に原因が隠れている場合があります。
そのような時は、一度当院にご相談いただけましたら幸いです。
最後に
患者さんの声をご紹介させていただきます。
患者さんは、20代 男性で、肩こり症状でお見えになりました。
Q:当院のことは何でお知りになりましたか?
紹介
Q:他にも同じような治療院がある中で、どのようなことが決め手になって当院をお選びいただきましたか?
雰囲気・評判・距離
Q:実際にご利用してみての感想をできるだけ具体的にお聞かせください。
今まで整体に通っていませんでしたが、みなさん丁寧に対応していただき、
身体も通う前より明らかに楽になったので、
今では月に1回来るのが楽しみです。
肩こりに関して動画にまとめてみました。
ご高覧いただけますと幸いです。