「これって坐骨神経痛? 片方のお尻からふくらはぎにかけてしびれる」
「お尻の筋肉が痛くなる。これが坐骨神経痛の症状なのでしょうか?」
もし、坐骨神経痛にお悩みでしたらこのブログをお読みください。
こんにちは、兵庫県加古川市でふじい整骨院を開業しております、院長の藤井憲之です。
この度のブログは片側のお尻から足にかけて痛みが走る、坐骨神経痛の症状についてまとめています。
当院にも片側のおしりからふくらはぎにかけて、痛みやしびれといった坐骨神経痛の症状で来院なさる患者さんが多数いらっしゃいます。
そこで、私の経験と最新の知識をもとにブログを書かせていただきました。
坐骨神経痛は医療機関でのリハビリや整体に加えて、日常生活のケアを取り入れることで改善が早くなる傾向があります。
同じように坐骨神経痛の症状でお悩みの方がいらっしゃいましたら、この度のブログがお役に立つと考えています。
ぜひ最後までご覧ください。
片側のお尻からふくらはぎにかけて痛い!坐骨神経痛の症状を改善した事例
ある日、当院に来院された40代女性の患者さんは、もともと慢性の腰痛を持っていました。
腰が痛いために病院に行ったり、治療所でマッサージをしてもらったりしていたそうです。
ですが、この度は片側の腰からお尻、ふくらはぎに痛みが出たので病院へ行ったと教えてくださいました。
そこで坐骨神経痛と診断され、病院で処方されたお薬を飲み、湿布を貼ってみたものの、なかなか坐骨神経痛の痛みが改善されなかったとのこと。
そして、「先生、なんとかしてお尻から足にかけての痛みを治してほしい」と、当院に来院されました。
初めて来院なさった時は、坐骨神経痛の痛みが強く出ているお尻の辺りを手で押さえ、来院されたことが印象に残っています。
問診させていただいたのち、当院の施術と日常生活で取り組める3つのセルフケアをお伝えしたところ、2週間ほどで坐骨神経痛の症状が改善しました。
ご本人からは「今までのあの痛みはなんだったんだろう」と喜びの声をいただけたのです。
「一体どんなことに取り組んでいただいたのか?」詳しく解説させていただきます。
片側のお尻から、ふくらはぎにかけて痛みが走る坐骨神経痛の症状で苦しんだ過去
突然ですが、私も過去に坐骨神経痛を経験したことがあります。
当時は整骨院で働いていた時期で、1日の仕事のあとにカルテの整理で長時間座っていることが多く、座ると必ず足を組む癖がありました。
ある日、片側のお尻からふくらはぎにかけて痛みやしびれに耐えられなくなり、修行先の先輩の先生にお願いして整体を受けると、
「骨盤や股関節の筋肉が硬くなって、歪んでるよ」と指摘を受けました。
そして、整体を受けたのち、日頃から足を組んだり、立っている時に片足に体重をかける癖をやめるようにしたところ、それから数日後には坐骨神経痛が改善したのでした。
教えて!坐骨神経痛の原因や治療法
坐骨神経痛の原因は、腰とお尻の部分に走っている坐骨神経の通り道の筋肉が硬くなり、
血の巡りが悪くなることで発症する傾向があります。
坐骨神経痛の引き金になるお尻や骨盤の筋肉の硬さは、
骨盤がねじれてしまって坐骨神経痛の痛みが出る傾向があります。
骨盤がねじれてしまう理由は、日常生活の癖です。
私が若い頃に身をもって体感したことですが、日頃足を組んでしまったり、
立っている時に片方の足に体重を乗せて立つ。
こういった癖によって骨盤がゆがみ、お尻周りの筋肉が硬くなり、坐骨神経痛を引き起こすことになります。
少しだけ、想像していただきたいのですが、例えば水を撒くホースを誰かが踏んづけたとします。
そうすると、ホースから流れている水は流れにくくなってしまいますよね。
このメカニズムと同じように、坐骨神経の通り道になっているお尻の筋肉に圧迫が加わってしまいます。
それによって、
硬くなってしまうことによって、血の巡りが悪くなってしまい、坐骨神経痛が出ていたと考えられます。
当院に来院されている坐骨神経痛の患者さんにお話をお伺いすると、
お風呂に入ると痛みが楽になるということをよく教えてくださいました。
私も坐骨神経痛に苦しんでいた時は、お風呂に入れば坐骨神経痛の症状が楽になっていたことを覚えています。
これはお風呂に入ることによって血の巡りが良くなり、お尻まわりの筋肉がほぐれ痛みが楽になるからです。
坐骨神経痛が発症するメカニズムを元に、3つの対処方法をご紹介させていただきます。
まだマッサージには手を出すな!坐骨神経痛の症状を治す3つの対処法
1.坐骨神経痛を治すには同じ姿勢を避ける
坐骨神経痛の対処法の1つ目は、できるだけ同じ格好をとることを避けることがポイントです。
例えば30分座ったら、1回立ち上がって1分でいいので体を動かしてください。
立ったり座ったりを何回かして体を動かすことによって硬くなった筋肉や体の癖をリセットすることができます。
2.坐骨神経痛を治す立ち方と座り方
2つ目は足を組んでいたら、その組んでいる足を戻すようにすることです。
私も坐骨神経痛になる前は、無意識に足を組んでいました。
もし、立っている時に片足に体重を乗せる癖があったら、足を戻して両足に体重を乗せるようにしてください。
また、立っている時にも「休めの姿勢」のようにどちらかの足に体重をかけている時は、
左右均等に体重を乗せて立つようにしていただければ、坐骨神経痛をケアしていくことが可能です。
3.坐骨神経痛を治すには入浴が大切
坐骨神経痛の患者さんにお話を伺うと、お風呂に入って温まった時は、「坐骨神経痛の症状が楽になる」と、教えてくださいます。
お風呂に入ることによって血の巡りが良くなり、硬くなった筋肉はほぐれる傾向があります。
ですので、坐骨神経痛にお悩みでしたら、湯船に入ってゆっくり温まることをおすすめします。
上記3つの方法を3週間ぐらい続けると症状が徐々に軽減するケースが多いです。
坐骨神経痛の症状でお悩みでしたらお早めにご相談ください
最後までブログをお読みいただきありがとうございます。
この度ブログで紹介させていただいたことを、継続しても症状に変化がない時には、
他にも原因がある可能性があります。
そのような時は当院でも施術が可能です。
坐骨神経痛の症状でお悩みでしたらお早めにご相談ください。
このブログが坐骨神経痛でお悩みの方のお役に立てれば嬉しく思います。