【伝統的陶芸 「お砂焼き」とは 】
こんにちは。
山陽電車「別府」駅下車。北へ徒歩5分のふじい整骨院院長のふじいです。
旅行記の番外編です。
広島宮島でのお土産として、大変珍しいものをいただきました。
宮島焼きです。
別名「お砂焼き」と言われる宮島の伝統的陶芸品で、
宮島の砂を粘土に混ぜて焼いているのが特徴です。
このお砂焼きが、許されている窯元は広島でもたったの3軒のみだそうです。
お砂焼きの始まりは、安芸国の時代にさかのぼり、
安芸国(現在の広島県西部)の人々は、旅に出る際に旅の安全を祈願して、
厳島神社境内の砂を「御砂守」として持参する習わしがありました。
それが焼き物に取り入れられ、厳島神社の神聖な砂を混ぜて焼き上げたものが宮島焼であり、
「砂を混ぜる」というその行為から「お砂焼」とも呼ばれるようになったとのことです。
今回、旅の思い出として、この “お砂焼き” をいただきました。
写真は「馬上杯」と言って、馬の上でお酒を飲むために作られた杯(さかずき)で、
戦国武将が出陣の時に勝利を願って馬の上でお酒を飲んだとされています。
腰に紐(ひも)でくくりつけるため、高台の部分に穴をあけて作られています。
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