はじめに
「朝起きて、床に足を着くとかかとの裏が「ズキッ」と痛む。
でも、しばらく歩いているとなんか楽になってきた。。
このような症状で、悩んでおられる方はいらっしゃらないでしょうか?
それは、もしかして「足底腱膜炎」という状態になっているかもしれません。
こんにちは。
山陽電車 加古川「別府」駅下車。
北へ徒歩5分の兵庫県加古川市でふじい整骨院を開業しております、院長の藤井憲之です。
本日は、足のうらの痛みについて書かせていただきます。
足の裏(特にかかと周辺)の痛みって、ツライですよね。
「なんでこんなに痛いのかな?」
とずっと思いながら、湿布を貼って様子を見ていらっしゃる方もおられるかもしれません。
「足底腱膜炎ってどんな症状?湿布で治らない理由を解説」
さて、
この記事を読んで下さっている中には、こんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「最近、朝起きてから立って歩き出すと土踏まずの横の付近が痛むんだよね。」
「昼くらいには痛みがなくなってしまうけど、見た目には何ともないのに触ってみるとコリのようなものがあるなぁ。」
「指でマッサージしたり、押してみるとすごく痛いし、一週間くらい経ったけど一向に良くならないなぁ。」
何か病気のサインなの?
足底腱膜炎(そくていけんまくえん)ってなに?
先ほどの症状ですが、
もしかすると「足底腱膜炎」(そくていけんまくえん)かもです。
※足底筋膜炎(そくていきんまくえん)と言われることもあります。
この腱は、足の裏に位置してちょうどばねのような役目をして、地面からの衝撃をうまく吸収するための働きをしています。
年齢的に足の構造が崩れてしまい、足裏を支える力が弱ってしまうことでも起こってきます。
湿布を貼っても、一時的に痛みは緩和されますが、なかなかその根本的な原因が治らない限り、再発を繰り返す傾向が強いです。
「足底腱膜炎に効果的な治療法|一連の多角的なアプローチ」
足底腱膜炎が起きる理由のひとつとして、足の歪みがあります。
足首の形が後ろから見ると、傾いて見えることがありませんでしょうか?
専門的に言うと、
これが過回内(かかいない)という状態です。
※足の裏から見た骨の図
この骨の構造が崩れて起きる傾向にあります。
※足の傾きの例です。内側に倒れる。または、外側に倒れるケースがあります。
この足の傾きが強くなり、また歪むことで足の構造に変化が起きてしまいます。
これにより、足裏の腱の部分に力がかかりやすくなって
最終的に、痛みを誘発してしまいます。
この歪みを治しながら、部分的な痛みのもにになっている炎症状態を抑えていくことが重要です。
歪みの具体的な調整については、ほかのブログで紹介していきます。
「足底腱膜炎(そくていけんまくえん)の治療法と発症原因について」
https://fujii-seikotsuin.com/blog/archives/9908
事例紹介
事例1:剣道の練習をする中でかかとの違和感や痛みが生じ、病院での治療は困難だと言われ来院。
こちらは高校生の方の事例です。
特に、超音波治療器(リーパス)は痛いところの刺激もできるため、腱に対するマッサージ効果も狙って治療にあたりました。
LIPUS(リーパス)治療器※リーパスを使った他の症例はこちら
事例2:病院で足底腱膜炎の診断を受けたが、治療を受けても効果がみられないため来院
次は50代女性の方の事例です。
足のかかとを矯正するための特別な靴の中敷き(インソール)を処方しました。
インソールを使用して、約1か月後には痛みが和らぎ、2か月もすると歩くと痛んで仕事にも支障があった症状は
ほとんど気にならなくなったと報告をいただくことができております。
この中敷きは、国家資格を有して尚且つ専門の講習を得たものだけにか日本では扱うことはできません。
ニュージーランドで制作されています。
海外ではすでに1、000万足の装着実績があり、足専門の医師が使用しているものです。
まとめ
足の痛み、足底腱膜炎でお悩みの方がおられましたら、一度当院にご相談ください。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
このブログが、足の痛みでお困りの方の参考になりましたら幸いです。