はじめに
仕事で立ちっぱなしになることがあって、腰が痛くなってしまいました。
仕事柄、座ることより立って作業をしているので、腰が痛くなりやすいです。
このようなお悩みがある方は、このブログをご参考にしてください。
こんにちは。
兵庫県加古川市でふじい整骨院を開業しております、院長の藤井憲之です。
この度のブログは、立ちっぱなしの作業で腰が痛くなる方に向けてブログを書いております。
このブログを書こうと思ったきっかけですが、当院に来院された40代のOLの方が来院されました。
普段はデスクワークで仕事している方が、出張で一日立ちっぱなしの作業を行った影響で腰が痛くなってしまったとお聞きしました。
もし、立ち仕事など立っている姿勢が長く続き、腰が痛くなる方がおられましたら
このブログが役に立つと思いますので、是非最後までお読みいただけますと幸いです。
立ちぱなしで腰痛に悩む40代女性の実例:改善のカギはここに!
当院に腰痛でお越しのAさんは、普段仕事で座った姿勢でデスクワークを主にされている方でした。
会社から出張の要請があり、遠方での展示会場にて3日間お客さんに対応することになりました。
慣れないホテル滞在に加え、普段は座り仕事がほとんどなのに、
一日展示会場ではパンプスを履いて、立ちっぱなしの状態での対応でした。
日常の仕事や家事、育児などで立ちっぱなしの時間が増えると、腰痛に悩まされることがあります。
実際、当院にお越しになる患者さんの中にも、同じような症状でお悩みの方がたくさんいらっしゃいます。
Aさんの腰には何か起きたのでしょうか?
立ちっぱなしで腰痛に悩む方にとって、改善のカギは自身のお体の状態を正しく理解することが必要です。
「40年の治療歴から見る腰痛の原因と対策:患者さんの体験から学ぶ」
腰痛の原因は、さまざまあります。
今回の立ちっぱなしで腰痛を起こした原因として考えられるのは、普段とはからだの使い方が違っていたからです。
普段はデスクワークで座り仕事で作業していた方が、今回は立ちっぱなしで作業したため、腰にかかるストレスは相当なものであったと予想されます。
Aさんのケースでは、長時間の立ち仕事や足にかかる負担が原因で、筋肉や関節のバランスが崩れて腰の痛みを引き起こしたと考えられます。
また、普段は運動靴を履いての通勤と建物内でも履きやすい靴で作業をされていたのですが、今回出張でスーツを着こなし足元は慣れない皮のパンプスを履いておられたようです。
いつもと違う環境と足から来るストレスが、今回腰痛を起こした要因でなかったかと判断しました。
人間は2足歩行で歩いています。
足の裏から受ける影響は相当なものです。
足のバランスは、すぐさまその上にある膝や腰への広がっていきます。
足からのアプローチで腰痛解消!バランス測定と治療の効果
※写真は、イメージです。
当院では、腰痛の解消に足からのアプローチを取り入れた治療法を提供しています。
足のバランス測定を行い、足の状態が体全体のバランスに与える影響を評価します。
足のバランスが崩れると、体の歪みや姿勢の悪化、腰への負担が増えることがあります。
突然ですが、
例えば土台が傾いた家を思い浮かべてください。
土台が傾くと、その上に建つ家はまっすぐに立つことが出来ずに倒れてしまいますね。
下からの影響が上に上がるイメージです。
そのため、足のバランスを正常に戻すことで、その上にある膝や股関節・腰の部分を正常に戻して、腰痛の改善に繋げることができます。
そこで今回は、
Aさんの足のバランスを測定し、左右の足の長さやアーチの高さなどを詳しく分析しました。
その結果、Aさんの足のバランスが崩れており、これが腰痛の原因の一つであることがわかりました。
足のバランス測定を基に、足の状態に合わせた施術を提供します。
※当院は、海外の足の専門医が処方する医療用の矯正インソールを提供しております。
そこで、この度のAさんの腰痛を治すために、当院で処方しているインソールを提供することで、足からの安定をはかりました。
また、足の形や長さなどサイズにあった靴の具体的な提案をさせていただきました。
足からの負担を抑え、当院で行なっている施術との相乗効果によって、腰痛も次第に軽減・回復されていきました。
最後に
腰痛の原因はさまざまです。
足の環境を変えることで、腰痛を改善させる一つの方法として、インソール(中敷き)があります。
体のバランスを整える施術を行うことに加えて、足をサポートするインソール(中敷き)を利用することで、腰への負担を軽減し腰痛の改善につなげることが出来ます。